外壁塗装はなぜ必要?知れば業者選びに役立つ!

外壁塗装はなぜ必要?知れば業者選びに役立つ!

新築を建てたら避けては通れないのがご自宅のメンテナンス。

その中でも最初に訪れるのは外壁塗装ではないでしょうか?

同じ時期に建てたご近所さんが、足場を建てて塗装してるとか、最近やたらと塗装を勧めてくる業者が訪問してくるとかで気になり出した方も多いんじゃないでしょうか。

そもそも何で外壁塗装は必要なの?目安はどのくらい?

そんな疑問をこの記事で解決していきます。

外壁塗装を行う理由

外壁塗装をする時期の目安

「今すぐ塗り替えないとあなたのご自宅が大変なことになりますよ!」これは悪徳な業者がよく使うセールストークです。もちろんすぐに塗り替えをした方がいいご自宅もある程度存在しますが、今日、明日に大変な状況になる家はほとんど存在しません。

ただ、外壁を定期的に塗り替える必要はあります。最近は塗料の性能も良くなっていて大体7年〜13年くらいが塗り替え時期の目安と言われています。

壁材の種類や日当たり、雨のあたり方などでそれぞれの家によって劣化の速度は変わってきますが、5年たったくらいから定期的にご自宅をチェックするのが良いでしょう。

見た目

そもそも塗り替える必要があるのか?外壁を塗り替えなければならない理由は大きく分けて2つ存在します。1つ目は『見た目』です。家は雨や風の影響で絶えず砂埃を浴びてますので新築から5年も経てばずいぶん汚れてきます。2階建て3階建ての高さがある壁全体を定期的に高圧洗浄をしているから大丈夫という方は少ないでしょう。

汚れている住まいは決して気持ちいいものではありません。特に日本人はキレイ好きです。住まいが汚れ放題だとみっともないという感覚があります。しかし中には外壁の汚れは外だし、内側がキレイなら気にならないから塗り替えはしなくて大丈夫という人もいると思います。ただ外壁を塗り替えなければならない理由は見た目だけではなく、本当に大事な理由は建物を『保護』するためです。

保護

外壁を塗り替える1番の目的は建物を『保護』して家の寿命を長くする事です。建物は定期的にお手入れをしなかったら少しずつですが確実に傷んでいきます。特に屋根や外壁は強い紫外線や雨水、台風や雪といったものと常に戦ってます。

ほとんどの家の外壁はモルタルかサイディング材と言われる壁材が使用されています。これらの壁材が長持ちするのは塗装が守っているからです。もし塗装がされていなければ雨水に触れているうちにすぐに弱って破損が生じてしまいます。それを防ぐために塗装の膜が家全体を包み込むバリアの役割をしてくれます。

そのバリアの役割をしてくれる塗膜は放ってくと時間の経過の共に少しずつ弱くなり、破れたり剥がれてしまいます。

外壁塗装をしなかったらどうなるか?

塗膜が破れたり剥がれてしまったあとは壁材に直接水が触れている状態になりますので、『クラック』と言われるヒビが発生します。それを見つけると「この小さいヒビからでも雨水が入り込むので、内部の柱が腐ってしまいます。今すぐ塗り替えないと大変な事になりますよ。」なんていう業者もいますが、それで契約を迫ってくる業者は信じない方が懸命です。

確かに雨水がそこから入ってくる可能性はもちろんあるんですが、壁材、屋根材の裏側には防水シートが敷き詰められていて、その下に柱や下地の木材があります。なので一番上の塗膜が破れて、壁材にもヒビが入って、さらに防水シートも破れて初めて下地の木材に水が達します。

ただ防水シートも完璧な訳ではありません。絶えず水が入ってくる状態が長く続くとやがて湿気にやられてしまい、破れてしまいます。防水シートが破れしまうといよいよ雨水が家の内部に侵入し始めます。これが雨漏りの原因の一つとなってしまいます。

まとめ

外壁塗装の目安は7年〜13年です。しかしご自宅の環境によって劣化の速度は変わってきます。

新築もしくは塗り替えをしてから5年ほど経ったら定期的に家の周りに塗膜の剥がれやヒビがないかなどの、塗り替えのサインが出ていないかをチェックしていきましょう。

もしご自身でチェックが難しい場所、わからない場所があった場合は近くの業者に点検してもらいましょう。その際に「すぐに塗り替えないと大変な事になります」という類の言葉を言ってくる業者には気をつけてください。繰り返しになりますが、出来る限り早めに行ったほうがいい場合はありますが、明日明後日に大変な事になるケースはほとんどありません。まずはご自身の家の状態をしっかり把握して、適切な外壁塗装をしていきましょう。

私たちDC HOME`sは神奈川県全域で活動しております。神奈川県でお住まいの方で外壁塗装でお悩みのかたはお気軽にご連絡ください。